思考や理論のビジュアライズとそのメリット

教育産業の難しさとして、一部の特殊な教育を除けば他の産業と違い、競合との差を目に見える形で表現しにくいことがあげられます。様々なカテゴリーで、デザイナーズ商品が好評を得ていますが、教育産業の場合は、非現実的です。もちろん校舎や使用する教科書やテキスト、講師の身だしなみなど外観に気を使うものは多々ありますが、他の産業ほど市場からの評価を得るには至らないようです。質実剛健なものが求められていると言えます。とはいえ、何らかの形で、競合との違いを打ち出していく必要があります。では何で違いを打ち出せばいいのでしょうか。答えは、思考や理論のビジュアライズです。教育産業に関わりのある業態であれば、学校であれ、塾であれ教育理念や指導システムがあるはず。それを例えば概念図のようなものやシステム名のロゴマークなど目に見える状態で表現するのです。その精度が高ければ高いほど、ターゲットに訴求ポイントが伝わりやすくなり、競合との差別化につながっていくのです。またこの作業を行うことは、思考や理論を整理し直すことでもあり、その過程 で新たな競合との優位点や逆に課題などが見つかることも多く、今後の事業計画を立てるための重要な資料作りにもなるというメリットもあります。