社内インセンティブの強化による社員の意識向上

「自分が楽しめないのに、相手を楽しませることはできない」とよく言われるように、自分が満足していないのにも関わらず、顧客を満足させるのは、非常に困難です。CS向上を図るのであれば、同時にそこでは業務にあたるスタッフにも、何らかの意識向上が必要です。その場合に有効なのが、社内インセンティブ制度。例えば既存生からの紹介数や以前と比較した際の通学・塾率の変化などCS向上を確認する仕組みを制度として設け、それに対する評価を明確に行えないでしょうか。学習塾の多くでは、校舎毎に問い合わせや入塾者数を競い合っていますが、その内訳を明確にすることで、既存生のからの評価、つまりCSが見えてきます。売上や利益と言う観点では、生徒の絶対数に勝るものは、ないでしょうが、中・長期を見越した経営的観点で考えれば、CSをきちんと検証し、その向上に努める必要があるはずです。目先の競争意識ではなく、中・長期を見越したインセンティブ制度は、小子化による生徒獲得対策に迫られている教育業界では、有益な制度であると考えられます。