ヘビーユーザー不在と言われる教育業界の傾向

顧客全体の2割程度存在するいわゆるヘビーユーザーが売上の8割を占める。これは他の業種ではよくある状態と言えます。コアなファンとも言えるヘビーユーザーが市場を牽引し、新たな顧客を生み出しブランドを創り出していく、そんな言い方もできるかもしれません。しかしが塾や学校に限っては、ヘビーユーザーは存在しません。稀に塾の掛け持ちなどで、本人だけがヘビーになっている場合がありますが。ただし全体の2割が残りの8割を創り出す構造は塾や学校にも当てはまります。ここでいう2割にあたる層とは、ずばり成績優秀者です。●●の成績が常に学校でも上位なのは通っている塾がいいからということや、●●に進学した生徒は、このエリアであの学校の生徒が一番多いというような風評が広まれば、その噂を聞きつけて生徒が集まってくるのではないでしょうか。とはいえ間違っても、こういった成績優秀者を強引に集めてはいけません。ある大手塾が地元の成績優秀者を内部生から聞き出しヘッドハンティングした例がありますが、そういった噂は、あっと言う間に保護者を中心に広がり、塾に対する大きな不信感を生み出しています。あくまでも軽い紹介ぐらいに留めておくべくでしょう。基本的には集まってくれた生徒の成績をあげながら、セールスポイントとなるデータを創り出す、もしくは見つけることが大切です。