社会情勢が生み出した教室の外で行われる教育

英会話、作文、野外活動など、いわゆる主要教科学習とは別に様々な教育プログラムが注目を集めています。中でもスポーツ教室、とりわけ個別指導の形態をとっているものに注目が集まっています。スポーツの個別指導というとプロ選手を目指すエリートコースのように受け取られがちですが、そうではありません。普通の子どもに、普通の運動を教えるのです。なぜこのようなスポーツプログラムが注目されはじめたのでしょうか。その理由の一つとして、近頃の治安の悪化があげられます。本来、子どもたちは公園などの外で遊ぶものでした。確かに様々なテレビゲームの普及により、外で遊ぶ時間は大幅に減りましたが、なくなったわけではありません。しかし治安の悪化とともに、『子どもたちだけ』で、外で遊ばせることが危険であると感じ始めている保護者層が生まれており、そういった家庭では、子どもの運動不足を解消させるためにも、個人指導のスポーツプログラムを受けているようです。このように子どもに関わる教育市場は、社会と密接に関わり合いながら、変化を繰り返しているのです。

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